ハマーの歴史 軍用車から市販された名車

ハマーの歴史に関してご紹介したいと思います。

ハマーはアメリカ軍が第二次世界大戦から使用していた「ジープ」に代わる高機動で
多目的装輪の車両開発を1970年代に始めたのがきっかけで登場したのが「ハマー」(Hummer)です。

第二次世界大戦後の軍用車へのニーズは従来の市販車を目的としたジープでは限界が来たこともあって、
もっと機能的に優れていて機動的な車両を求められるようになっていました。

開発は主にアメリカのAMジェネラルが担当していました。

開発の経緯は、アメリカ陸軍により希望するスペックを公開することによって、
企業間でのコンペティションを勝ち残ったAMジェネラル社、テレダイン社、クライスラーディフェンス社の3社により、
企業間競争や入札が行われた結果、AMジェネラル社に開発を任されることになりました。

「ハマー」の正式名称は「HMMWV(High Mobility Multi-Purpose Wheeled Vehicle)」と呼びます。
つまり、「高機動多目的装輪車両」と訳されますが、アメリカ軍では「Humvee(ハンヴィー)」という愛称で呼ばれていました。


ハマーの生産

AMジェネラルでは、「ハマー」を1979年に開発を開始して、1984年からHMMWVが本格的に生産を開始しました。

その生産台数は5年間で約5万台を超える生産数を誇り、ボディのカラーも含めたバリエーションは15種類も開発されていました。

そして、一般ユーザーからの強い要望をもとに、1992年に究極の走行性能を与えられた
この軍用車ハンビーを民間向けに民間用車両としてH1を誕生させました。

もちろん、民間向けといっても車体の機能的にはハマーに武器を詰めるかどうかといった違いしかなく、
高い走行能力や機動性、外観などはそのままで販売されたのです。
このH1タイプは快適性を向上させる為の装備を追加したワゴンタイプとピックアップタイプの2つのタイプが販売されました。

このハマー人気に目をつけたアメリカのGM社は1999年にはAMジェネラル社との合意によりハマーという名称を独占的に利用できる権利を得ました。
また、ハマーの製造や販売を共同で実行することになったのです。